終活と一口に言っても、財産、保険、介護、住まい、葬儀、供養——範囲が広すぎて手が止まります。
ここでは供養のことだけに絞ります。この分野で、ご家族がいちばん困るのは次の3つです。順番に片づければ足ります。
ステップ1:いまあるお墓の状態を確認する
お墓を持っている場合、まずここからです。次の4つをメモしてください。
| 確認すること | |
|---|---|
| 1 | 場所(市区町村まで) |
| 2 | 年間管理料と、支払い先 |
| 3 | 埋葬されている人数(柱数) |
| 4 | 墓地の種類(寺院墓地/公営霊園/民営霊園) |
意外なことに、ご本人でも4を把握していないことがよくあります。寺院墓地かどうかで、その後の手続きがまったく変わります。
ステップ2:ご遺骨の行き先を決める
「お墓をどうするか」ではなく「ご遺骨をどこへ」で考えると決めやすくなります。
| 行き先 | 費用の目安(税込) | 管理の負担 |
|---|---|---|
| 海洋散骨 | 委託54,450円〜 | なし |
| 樹木葬(庭苑葬) | お問合せ | 永代供養対応あり |
| お手元供養 | 各種対応 | 次の世代に引き継ぐ判断が要ります |
| 寺院納骨+海洋散骨 | 270,000円 | 年間管理費なし |
どれか一つに絞る必要はありません。「大部分を散骨して、一部を手元に」という組み合わせができます。
ステップ3:書いて残す
ここを飛ばすと、1と2をやった意味がほぼなくなります。口頭で伝えただけのことは、そのときが来ると思い出されません。
書いておくのは次の5つで足ります。紙1枚で構いません。
- どうしてほしいか(散骨・樹木葬・納骨など)
- 費用をどこから出すか
- 誰に頼むか(相談先の連絡先)
- お墓をどうするか
- 知らせてほしい人
置き場所は、通帳や保険証券と同じところが確実です。
お元気なうちに契約しておくこともできます
「海に還してほしい」というご希望を、生前に契約して託す方法があります。内容と費用を先に確定しておけるため、ご家族が金額や方法で迷うことがなくなります。海洋散骨の生前契約をご覧ください。
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