海洋散骨を検討し始めた方から、いちばん多くいただくご相談のひとつが「ご遺骨を全部撒いてしまっていいのか、迷っている」というものです。
先に結論をお伝えします。海洋散骨は、ご遺骨のすべてを撒かなければいけないものではありません。大部分を海へ、一部をお手元に——という分け方(分骨)ができますし、実際にそう選ばれるご家族は多くいらっしゃいます。この記事では、遺骨の一部を残す具体的な方法と費用を、鹿児島・福岡で海洋散骨を行っている縁(えん)がご説明します。
「全部撒くのは迷う」は、自然な気持ちです
ご相談のなかでよくうかがうのは、こんな言葉です。
- 「全部撒いてしまったら、手を合わせる場所がなくなる気がする」
- 「母の希望は散骨だけど、自分は少し手元に置いておきたい」
- 「兄は全部撒く派、妹は残したい派で、意見が分かれている」
どれも間違いではなく、めずらしいことでもありません。そして、この迷いには「分骨」というはっきりした解決方法があります。
遺骨の一部を残す3つの方法と費用
| 方法 | 残す量の目安 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| ミニ骨壷でご自宅に | ひとつまみ〜骨壷の大きさ次第 | 骨壷代+分骨5,500円(税込・お持ち込み品の場合) |
| メモリアルジュエリー | お米一粒ほど | お見積り(お手持ちの指輪の加工も査定) |
| ペンダント型の手元供養品 | ごく少量 | 品物により異なる(実物を見て選べます) |
ミニ骨壷は手のひらサイズで、卵型・円柱型・ガラス製など見た目もさまざまです。お仏壇がなくても、リビングの棚の上に置けます。
メモリアルジュエリーは、指輪の内側に小さな穴をあけ、お米一粒ほどのご遺骨を封入するものです。見た目は普段使いのリングやペンダントと変わらないので、そのまま身につけて外出できます。
迷ったら「少量を残す」をおすすめする理由
理由はシンプルで、散骨とお手元供養では、あとから取れる選択肢の幅がまったく違うからです。
- 散骨したご遺骨は、あとから「少し残しておけばよかった」と思っても戻りません
- 残しておいたご遺骨は、あとからいつでも散骨できます
ご家族で意見が分かれている場合も、まず一部を残しておけば、急いで結論を出す必要がなくなります。「お母様はミニ骨壷に、娘様はペンダントに」と、ご家族それぞれで少しずつ分けることもできます。
分骨の手続きはむずかしくありません
火葬後のご遺骨をこれから散骨する場合、粉骨(パウダー化)の際に「散骨用」「お手元用」と必要な分だけお分けするだけです。特別な役所の手続きは要りません(お墓に埋葬済みのご遺骨を分骨する場合のみ、分骨証明書が必要になることがあります)。
当社では、粉骨・海洋散骨・手元供養・ジュエリーまでを同じ窓口で承っています。別々の業者に頼む場合と違い、ご遺骨の受け渡しが社内で完結するため、大切なご遺骨があちこちを行き来する心配がありません。
まとめ
- 海洋散骨で、ご遺骨をすべて撒く必要はありません
- ミニ骨壷・ジュエリー・ペンダントなど、一部を残す方法は複数あります
- 散骨後にご遺骨は戻らないため、迷ったら少量を残しておくのがおすすめです
- 家族ごとに少しずつ分けることもできます
「うちの場合はどう分けるのがいいか」というご相談だけでも歓迎です。お電話・LINE・メールでお気軽にお問い合わせください。
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