「私たち夫婦には子どもがいない。この墓は誰が守るのだろう」「娘は嫁いだから、墓を継がせるわけにはいかない」「独身の自分が死んだら、実家の墓はどうなるのか」——お墓の"跡継ぎ"に関するご相談は、鹿児島でも年々増え続けています。
少子化と県外への人口流出が続く鹿児島では、これは特別な悩みではありません。そして大切なのは、継ぐ人がいないこと自体は、何も悪いことではないということです。問題は「決めないまま時間が過ぎること」。放置されたお墓はいずれ無縁墓として撤去され、ご遺骨は他の方々と合祀されて二度と取り出せなくなります。そうなる前に打てる手を、順を追ってご紹介します。
まず知っておきたい:お墓の「承継」の基礎知識
お墓は相続財産とは別の「祭祀財産」で、承継者は長男・長女に限らず、親族でなくても構いません。また「継がない」と決めた場合も、勝手に放置するのではなく、墓地の管理者に相談したうえで墓じまい(改葬)という正式な手続きを踏めば、ご先祖に対しても、墓地に対しても、きちんと筋を通してお墓を閉じることができます。
継ぐ人がいないときの4つの選択肢
① 墓じまいをして、永代供養墓・納骨堂へ
寺院や霊園が管理を引き受けてくれるため、承継者は不要です。「お参りできる場所を残したい」方に向いています。
② 墓じまいをして、海洋散骨で自然に還す
ご遺骨を粉骨して海へお還しする方法です。その後の管理費・維持費が一切かからず、「誰にも負担を残さない」という意味で、承継者のいない方に最も選ばれています。錦江湾での合同海洋葬(148,500円〜)や立ち会い不要の委託海洋葬(54,450円〜)をご用意しています。
③ 樹木葬・庭苑葬という選択
草花に囲まれた区画で眠る樹木葬(庭苑葬)も、承継を前提としない供養のかたちです。
④ 一部を手元供養に
散骨や納骨と組み合わせて、ひとさじ分だけお手元供養として残す方も多くいらっしゃいます。
| 選択肢 | 費用の目安 | 承継者 | その後の管理 |
|---|---|---|---|
| 永代供養墓・納骨堂 | 撤去33万円+永代供養料 | 不要 | 寺院・霊園が管理 |
| 海洋散骨 | 撤去33万円+54,450円〜 | 不要 | 一切不要 |
| 樹木葬(庭苑葬) | 撤去33万円+プラン料 | 不要 | 管理者が維持 |
| 手元供養(併用) | +粉骨24,200円〜 | — | ご自宅で |
※ 撤去費用は当社の墓じまい基本プラン33万円(税込)の場合。改葬許可申請の代行(¥25,000〜)にも対応します。
おひとりさま・子のないご夫婦は「生前の準備」が最大の安心
ご自身の代でお墓を閉じると決めたら、次に考えたいのが「ご自身の供養」です。承継者がいない場合、亡くなったあとの手続きを頼める人を決めておかないと、ご自身のご遺骨の行き先も宙に浮いてしまいます。
当社では、お元気なうちに海洋散骨を契約しておける海洋散骨の生前契約を承っています。「自分は海に還る」と決めて手続きまで済ませておくことは、残される方への何よりの思いやりであり、ご自身の安心にもつながります。あわせて、死後の事務手続きを託す「死後事務委任契約」などの制度もあります(司法書士等の専門家をご紹介できます)。
よくあるご質問
Q. 娘しかいませんが、娘に継がせるのは申し訳なくて…。
A. 承継は義務ではなく、選択です。「継ぐ・継がない」を親子で率直に話し合った結果、「墓じまいをして海洋散骨に、一部は手元に」という形で全員が納得されるケースが多くあります。話し合いの材料づくりからお手伝いします。
Q. 親戚から「墓を無くすなんて」と言われそうで不安です。
A. 墓じまいは供養をやめることではなく、供養の形を変えることです。閉眼供養を行い、その後の供養先まで示した計画をご親族にお見せすると理解を得やすくなります。
Q. 遠方に住んでいても手続きできますか?
A. はい。当社の墓じまいは見積もり・撤去工事・写真報告・ご遺骨の引き出しから新しい供養先まで一括対応し、お立ち会いなしで完了できます。鹿児島県内全域と離島(奄美・種子島・屋久島など)に対応しています。
「継ぐ人がいない」という悩みは、裏を返せば「自分の代で、きちんと結末を付けられる」ということでもあります。無縁墓になってからでは選べない選択肢を、選べるうちにご一緒に考えましょう。お問い合わせフォーム・お電話・LINEで無料相談を受け付けています。
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