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『お墓のお悩み~自分の実家のお墓に納骨してもらいたい~』 Aさんのお話~

南九州からこんにちは✨

 

今日は、七草😊皆様、七草がゆ召し上がりましたか?

 

ご供養コンシェルジュの黒瀬です✨

さて、先日、ある地域で終活にまつわるセミナーをさせて頂いた際、

「お墓」について、参加者の方とミニディスカッションがありました。

その中で

 「自分(奥様)の実家と、主人の実家と、守らないといけないお墓が

2つあります。自分(奥様)が亡くなった後は、自分の実家のお墓に眠りたいけれど、どうしたらいいか」

という声がありました。

希望の場所に眠りたい(嫁ぎ先のお墓以外の場所で眠りたい)・・・

  • ・知らない方(ご先祖さま)と一緒に入りたくない ・・39.3%
  • ・お墓がゆかりのない土地にある   ・・32.3%
  • ・夫の家族、両親が嫌い       ・・30.7%
  • ・子どもに面倒をかけたくない    ・・20.0%
  • ・自分の両親と入りたい       ・・20.0%
  • ・その他              ・・13.9%

NHKの朝8時15分からの情報番組「あさイチ」で2014年1月、

女性の目線から見たお墓についての特集が組まれ

既婚女性の実に約2割が「自分の両親と眠りたい(実家のお墓に納骨されたい)と回答しました。

自分の実家のお墓に入ることは可能か?

すでに、ご実家で守ってきたお墓が建立されている場合、そのお墓に納骨することも可能です。

埋葬は必ず嫁ぎ先のお墓に入らなければいけないという法律はありません。

現在の墓地埋葬法には、納骨されるべき場所についての規定ありません。

そのため、生前に実家のお墓に埋葬して欲しい旨を伝えておくことで、実家のお墓に入ることができます。

ただ、実家のお墓に納骨してもらいたいという希望はしっかりと身近にいらっしゃる方の理解と承諾を得ることが大切です。

 

お墓・墓石のイラストこれらの点をクリアすれば、問題なく実家のお墓に入ることができます

夫婦(両家)のお墓を一つにまとめる。

例えば、お墓が建立されている墓地が公営や民営の場合は、宗派・宗教を問わない場合が多いため、2つのお墓の宗派が違ったとしても大きな問題なく、お墓を一つにまとめることが可能です。

(追記・・・・以前は、墓地に納骨できる原則として「祭祀継承者とその配偶者」となっていたようですが・・・・)

宗派が違うお墓をまとめることはできる?

寺院墓地の場合はその寺院の宗派の人の遺骨しか受け入れてくれない場合がありますので、この点についてはご注意ください。

しかしながら、最近では、「墓地の継承者不足」等の問題も多く、「無縁墓」への対応を取ってくださる寺院も多く、過去の先祖の宗派は不問にする、というお寺も多いようです。

違う宗派の遺骨を埋葬したい場合は、率直にお寺に相談なさることをオススメします。

納骨スペースは足りますか?

2つ目の不安は、お骨を納骨するスペースの確保です。

2つのお墓を一つにおまとめすると、ご先祖様のご遺骨が多く、納骨スペースが確保できない、といった状況も出てくることも予想されます。

その場合は、納骨スペースの確保のためにご遺骨のパウダー化(粉骨)

をして、スペースを確保するなどの対応が必要になります。

分骨をする

「自分(奥様)の実家と、主人の実家と、守らないといけないお墓が2つあります。自分(奥様)が亡くなった後は、自分の実家のお墓に眠りたいけれど、どうしたらいいか」

分骨して両家のお墓に入るという形は、自然に受け入れてもらえる可能性が最も高い手段かもしれません。

この場合、分骨証明書等の書類が必要になりますので、火葬場に於いて証明書発行の申請が必要です。

 

まとめ 実家のお墓に入る方法

「お墓に入れる人」について、墓地埋葬法での定めはありません。

しかしながら、江戸時代から現代まで、「お墓は長男が引き継ぎ、主に直系血族が入る」という慣習が受け継がれているというのが現状です。

 

つまり法律上で言えば、「家族墓には誰でも入ることができる」のですが、実際に家族墓に入れる人の範囲を定めているのは墓地側の管理規則となり、「使用者の親族」または「親族および縁故者」までが家族墓に入ることができるというのが一般的です。

また、既婚女性が実際に「自分の両親と入りたい」と望んだ場合、話をすべき相手は「お墓の永代使用権を持つ人」になります。永代使用権を持つ人が承諾してくれれば、法的・管理規則的に問題はないということになります。

最後に

大切なことは、自分がどのような方法で、どのような場所を終の棲家としたいか、その希望が叶うように、生前に話しておくことが大切です。

 

関連記事

「実家のお墓に入りたい(納骨されたい)」これって違法?それとも非常識? – 海洋散骨・お手元供養・樹木葬 エンディングサポート | 鹿児島 縁 (en1150.co.jp)

 

 

 

 

 

謹んで新春のお喜びを申し上げます。

謹んで新春のお慶び申し上げます。

 

旧年中は

たくさんの方々とのご縁をいただき

多くの皆様からの『ありがとう』をいただき

弊社社員一同 心から感謝申し上げます。

今後より一層身を引き締め

皆様のお役にたてるよう精一杯努めますので

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

有限会社縁

代表取締役 山田 拓也

社員一同

ご相談)遺骨の自宅安置は「非常識?」責められないといけないことですか?

皆様こんにちは。ご供養コンシェルジュの堤です。

さて、2022年も残すこところあと10日。。。

「今年の悩みは今年のうちに解決しよう」と本日もご遺骨のことでお悩みを持っていらっしゃる方がご相談に見えました。

本日のご相談は「数年前に亡くなったご主人のご遺骨をまだお墓に納骨することができずにいる。

骨壺のまま自宅に安置していると、親戚や知人から「まだ納骨していないの?」と言われ、責められているように感じます。どうしたらいいですか?」というご相談。

「自宅安置」は非常識なのか?

大切な家族の遺骨をお墓や納骨堂、自然葬などの納骨のカタチができず、

手放すことができずにいる・・・・

このようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。

「納骨はいつしたらいいのですか?」
「納骨しないと縁起が悪いのですか?」

「遺骨の傍にいたいと思うことは異常なのですか?」

みなさま、だれに打ち明けることもできないお悩みを私たちにはご相談くださいます。

さて、この記事を読んでくださる皆様は、「遺骨の自宅安置」についてどうお考えになられますか?

「納骨はいつしたらいいのか?」

納骨をする具体的な時期について、法的な決まりは特にありません。

宗教・宗派にもよりますが、四十九日、百か日法要、一周忌・三回忌など様々な法事がある場合は、そのタイミングに合わせて納骨されるかたも多いかもしれません。

もし、私が大切な家族を亡くした時・・・

いままで一緒に過ごした空間から大切な存在が感じられなくなることになれる、そのことが日常になるにはとても多くの時間が必要になるかもしれません。

体のぬくもりは感じることはできないかもしれないけれど、

それに代わる何かに心にぽっかりと開いた穴を埋めてもらうことは

責められることではないのではないのでは。。。と考えております。

 

以前、あるお寺のご住職と「自宅安置」お話をさせていただいた時、

ご住職は

『「遺骨を手放そう、納骨堂に納骨しよう」、その時が納骨のタイミング』とおっしゃってくださいました。

 

ご住職のお言葉を伺って、「自宅安置」には正解も、不正解もない

だからこそ「ご自身のお気持ち」に素直になってもいいと思っている私です。

(様々なお考えがあられると思いますので、あくまで私の主観ということで)

 

「遺骨の傍にいたいと思うことは異常なのですか?」

2017年7月の毎日新聞によると、国の政令都市で2015年に亡くなった人の約30人に1人が引き取り手のない無縁仏として自治体によって弔われていたそうです。その背景にはいろいろ複雑な問題があるのだと思いますが、だれしも名前をもって生きて、何かしらの縁があったと推測します。このことと、『遺骨のそばにいたい」ということを結び付けて記事を書いていくことは

だいぶ論点がずれてしまいますが、故人を思い、偲び、手を合わせる、ということは、故人の供養であり、決して異常なことではないのではないでしょうか?

時間が経過し、いつの日かきっと遺骨を離れた場所で供養することもできるかもしれません。

もしかしたら、ご自身に永遠の旅立ちが来るその日まで、大切な方の遺骨が傍にあるかもしれません。

その時は、身近な方に2つの遺骨の納骨先をしっかりとお伝えしておくことが何より重要だと思いますので、要注意です。

『自宅で供養はしたいけど、骨壺のまま自宅安置することに抵抗が出てきた」

『自宅安置」の方法の一つとして

粉骨をしておくことがあります。

そして、粉骨したご遺骨を『手元供養品』に納骨することができます。

 

骨壺のまま自宅安置していた時より、

心が軽くなりました!などのご感想いたくことが多い、手元供養品です。

最後に

大切な方との別れに

心が慣れていく時間はみなさまそれぞれ。

心穏やかに、供養できるその空間が自宅にあることについて

お悩みをお持ちの方が多くいいらっしゃいますので、本日、ブログを書かせていただきました。

皆様にとって、一番安心できる供養のカタチをつくるお手伝いをさせていただきます。

(後編)海洋散骨の話「よくやり遂げたな」~関東・S様のお話~

皆様こんにちは。

ご供養コンシェルジュの堤です。

本日は昨日のブログ(前編)海洋散骨の話「(前編)海洋散骨の話「よくやり遂げたな」~関東・S様のお話~

後編をご紹介。

いよいよ海洋葬当日!たくさんのご不安と心配を乗り越えて

海洋葬当日の天気は晴!

少し風がありましたが、海洋葬は時折の晴れ間が見えるお天気。

「悪天候による出航中止」とならず、ほっとされたご様子の息子様(以下、S様)

 

今回のご乗船者様は

〇故人のご兄弟

〇故人の従弟

〇故人の叔父・叔母

〇故人の孫

ご親族の皆様がそろって、「ご葬儀」に代わっての「お別れの会」でした。

船の出航から海洋葬の場所への到着まで約25分の間

故人との思い出話や、故人とS様との親子での思い出話など、故人を偲んで

時に涙し、時に笑って、まるで、そこに「お父さん(故人)」を囲んで話をされているかのような「家族の特別な時間」が流れていました。

海洋葬の場所に到着

出航から時間が経ち、いよいよ海洋葬の場所へ到着しました。

故人が母なる海へ還る時間・自然へと還る時間が来ました。

ご親族の皆様が

直接ご遺骨に触れられて

「ありがとう!」

「ゆっくり休んでね」

「ずっとS(息子様)を守ってね」

など、皆様の想いと共に、故人の遺骨を海へ・・・。

ご親族の皆様の声があたりに響くとともに、やさしい風が皆さんを穏やかに包んでいたように感じました。

そして、最後までお父さまのお遺骨を胸に抱いていた息子様ha

お遺灰が納骨されていた水溶性の袋を開封し、

そっとお遺灰に触れ、「ありがとう、お父さん」と、お父様への想いを胸に

ゆっくりとお遺灰を海へ散骨。

その息子様のご様子を後にいらっしゃるご親族の皆様は

お父様・息子様 お二人の時間をそっと見守っていらっしゃいました。

「感謝」「願い」「それぞれの想い」を胸に、船の旋回

私たちの海洋散骨(海洋葬)では、

散骨の場所を中心に船を3回旋回します。

3回旋回には

〇故人様への感謝

〇故人様への願い

〇それぞれが胸に抱いている故人様への想い

の意味を込めています(こちらの意味は自社設定です)

3回旋回の最中、散骨を終えたS様に向かって、故人の叔父様が

「よう(よく)、これだけのことをやり切ったな」とS様の肩に手をまわしてお言葉を伝えていらっしゃいました。

「親孝行できたかな」とS様。。。

海洋葬(散骨)のお手伝いをする私たち

海洋散骨は、遺族の皆様にとっても

大きな決断であることを今回のS様の海洋散骨をお手伝いさせていただき実感しました。

〇大切な方の遺骨をパウダーにすることへの迷い

〇供養の選択肢が増えている中、海洋散骨を決断することへの迷い

〇海洋散骨を決心するにあたって、親族の賛同が得られるまでの時間

たくさんの決断をされていらっしゃるご依頼主様。

これまで私たちは

故人様が海へ還る特別な時間を

故人様の見送りを 精一杯お手伝いさせていただいておりました。

それだけでなく、

海洋散骨のその日まで

たくさんのご苦労をされたご依頼主様が

「海洋葬で間違いではなかった」と

「海洋葬で良かった」と思っていただけるように

ご依頼主様のお気持ちが

よりご安心いただけるように

お手伝いさせていただかないといけない、と改めて感じました。

 

今回ご縁をいただきましたS様

これまでご縁をいただいた皆様

そして

これからご縁をいただける皆様

 

当社を選んでいただいてありがとうございます。

 

 

(前編)海洋散骨の話「よくやり遂げたな」~関東・S様のお話~

皆様こんにちは。

ご供養コンシェルジュ 黒瀬です。

さて、

先日、18名ご乗船の海洋散骨のお手伝いをさせていただきました。

今回の海洋葬は

鹿児島がご出身であった故人(お父様)の

「故郷・かごしまの海に散骨してもらいたい」という希望を叶えるために

20代の息子様が海洋葬のご依頼をくださいました。

「本当に(散骨で)いいのか悩んでいます」

息子様(S様)から初めてご連絡をいただいたのは8か月前のこと。

弊社HP・お問合わせフォームからメールとお電話といただいたことが始まりでした。

S様には海洋散骨の流れ、遺骨の移送方法、料金についてを約30分ほどお電話でご説明させいてただきました。

S様が特に心配されていたことは

〇遺骨を全部散骨して、後悔しないか

〇料金について

〇船の乗船可能人数について

〇散骨当日に天候が悪かった際はどうしたらいいのか

ということでした。

ご心配:遺骨を全部散骨して、後悔しないか

大好きだったお父さん

今はもう、声を聴くこともできず。

温かさを感じることもできない、

今は、自宅に安置している骨壺にお父様の面影を感じ、「お父さん」を感じる日々・・・

海洋散骨=遺骨を自然に還すこと、すなわち、「骨壺(お骨)」が手元から離れてしまうことです。

大切な方が感じることができなくなる、、、そう思うと何とも表現することが難しい「孤独感」を感じると思います。

今回S様から「遺骨を禅骨散骨して、後悔しないか?」というご相談をいただき、

遺骨の一部を手元におき故人を偲ぶ空間を作る「手元供養」をご案内させていただきました。

 

遺骨を自宅から離れた場所に納骨してもよい、離れることの心の区切りがつくその日まで、

「お手元で供養 」する。

遺骨を全部散骨して、後悔してしまうより、その方法をお伝えしたいと思いました。

結果S様はしばらくはお手元で供養され、

もし、手元を話したい、と思ったその時にはまた弊社にご連絡をくださることになりました。

〇海洋葬(散骨)料金について

弊社の海洋葬はチャーター海洋葬98000~・委託海洋葬35000~・合同海洋葬60000~

このような基本料金になっております。

S様は20名乗船でしたので、19名分の料金が加算となり、合計で約30万円という費用になりました。

通常、平日に2名で出航した場合は15万円くらいの費用になります。

〇散骨当日に天候が悪かった際はどうしたらいいのか

私たちの海洋葬(散骨)は、お天気(波・風)の影響を大きく受けます。

お客様の安全を第一に考え、

悪天候の場合はもちろん、天気は良くても強風の場合は船長判断にて欠航としております。

S様にはその旨をご説明させていただき、

関東から鹿児島にお見えになる航空便を「変更可能」のものでお手配いただきました。

「経験したことのない海洋葬(散骨)だからこそ

S様は大切な故人が望んだ海洋葬だから希望を叶えたい

だけど、「経験したことがない」

身近に「海洋葬(散骨)経験者がいないから誰に聞いてもわからない」

不安が大きいんです・・・とおっしゃっていました。

 

~後編へ続く~

介護旅行ナビってご存じですか? 「もう一人の家族になりたい」 UDラボ合同会社代表堤玲子さん

みなさん、こんにちは♪

ご供養コンシェルジュの黒瀬です。

先日、介護旅行ナビ(UDラボ)の堤玲子さんのお話を伺う機会をいただきました。

「介護旅行」についてご存じですか?

あなたの夢をあきらめないで

~年齢や障がいのために「一人での“おでかけ”が難しくなった」と、あきらめないで。

あなたの夢を叶えるもう一人の家族として、おでかけの日が楽しいスペシャルな一日となりますように、一生懸命、サポートさせていただきます~

 (UDラボ合同会社HPより引用)

UDラボ・トラベルサポーター堤さんは、

〇介護が必要な方

〇認知症症状のあられる方

〇お一人での移動に不安があられる方

このような方たちに「今を楽しんでもらいたい」「外出の喜びを感じてほしい」という想いで、いろいろな方が特別なお時間を過ごせるようサポートされている女性です。

「亡くなる前に一目見せたかった 桜島』

私たちがお手伝いさせていただいている

海洋散骨では、数十年前に就職や進学のために、故郷鹿児島を離れ、そのままその土地に住み、

時間が流れ、人生の終焉を迎えようとしているときに

「ふるさと鹿児島を、桜島を最後一目見たかった」という願いをもっていらっしゃった方の

「最後の願い」をかなえるために「ふるさと鹿児島での海洋散骨」をされる方が多くいらっしゃいます。

お遺灰を海洋散骨されるご家族様は

「お父さん(おかあさん)大好きだった鹿児島だよ~ 。よかったね~」と心を込めて

故人様を海にお還しされていらっしゃいます。

 

「もう一人の家族になりたい」・心を込めて特別な時間のお手伝い

「生きているうちに一緒に来たかったな。でも、体の不自由だった父(母)を鹿児島に連れてくるのは・・・」という方も中にはいらっしゃいます。

私たち、有限会社縁では故人様の「最期はふるさと鹿児島に眠りたい」という想いを実現するために

精一杯、心を込めてお手伝いをさせていただいております。

ただ、「生きているうちに一緒に来たかったな。」というご家族様の想いをかなえるために何ができるか、、、ずっとそう考えていました。。

私のそんな思いを払拭(?)されるスーパーな女性が「堤 玲子さん』

トラベルヘルパー(トラベルヘルパーとは、介護技術と旅の知識を備えた「外出支援」の専門員)として、様々な方のお手伝いをされていらっしゃいます。

たとえば・・・・

〇認知機能低下がみられる高齢ご夫妻の旅行同行・外出同行

〇障害があり、なかなか外出が難しい方の旅行同行・外出同行

などを「もう一人の家族になりたい」というお気持ちでいろいろな方に寄り添っていらっしゃいます。

「年齢や障がいのために、「おでかけ」が難しくなった方へ、 外出や旅行に同行するサービス。」

「命ある今」だからこそできる特別な時間をお過ごしいただくための、「もう一人の家族になりたい」という暖かな気持ちを持っていらっしゃる方が鹿児島にいらっしゃることをお伝えしたく(まだまだ文書では書き表せませんが)本日のブログとさせていただきます。

堤玲子さんHPはこちら

 

 

 

 

 

 

 

介護旅行ナビ|鹿児島のおでかけ同行サービス (kaigo-ryokou-navi.com)

「実家のお墓に入りたい(納骨されたい)」これって違法?それとも非常識?

皆様こんにちは✨ご供養コンシェルジュの黒瀬です。

さて、先日、ある市役所からの依頼で終活のセミナーをさせちていただきました。

セミナーも終了し、「質問コーナー」入るとすぐに1人の女性が質問くださいました。

その質問内容とは・・・

 

嫁いだ愛娘が「実家のお墓に入りたい(納骨されたい)」と希望している。これって違法?それとも非常識?

今回セミナーにご参加くださった女性にはお住いの近くに住んでいる娘さんがいるそうです。

「終活」という言葉がインターネットやメディアなどで多く取り上げられるようになって、娘さんと「終活」について話す機会があったそうです。

その中で娘さんが一言・・・

「嫁ぎ先のお墓は、骨壺で遺骨がいっぱいで、

自分が亡くなった時、納骨壇の中は骨壺がいっぱいでぎゅうぎゅう詰めの状態だと思う。

だから、自分の遺骨は実家の納骨堂に納骨してもらいたいんだけど、大丈夫なのかな?」

との相談があったそうです。

嫁ぎ先のお墓(納骨堂)に納骨しないのは違法?皆さんはどう思いますか?

さて、この「嫁ぎ先に納骨しない」ことについて

真剣にお考えになられている方も多くいらっしゃると思います。

違法か、違法でないか、と言ったら、

違法ではありません。

墓地埋葬法

墓地埋葬法とは以下を目的としている法律です。

1条 この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする

その墓地埋葬法の中で「墓地」「納骨堂」についてはこのように説明がされいてます。

 この法律で「墓地」とは、墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可をうけた区域をいう。
 この法律で「納骨堂」とは、他人の委託をうけて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設をいう。

墓地埋葬法では「婚姻関係の成立している親族がの所有する墓地・又は納骨堂に遺骨を収蔵しなければならない」との定めはありません。

「しかしながら」ここが大切!

お寺様によっては

門徒さん、檀家さんのみ収蔵するという決まりを設けられている場合もありますので、納骨の前には確認をしておくことをお勧めします。

しかしながら、

「結婚」というカタチで結ばれた2つの家族・親族。

ひょんなことから「わだかまり」ができてしまっては悲しいことなのかな、と私個人は思ってしまいます。

もし、、、可能であれば、

しっかりと納骨先の希望を残し、伝え、それぞれが穏やかに故人をしのぶことができることが

何より大切なのではないなのかと思います。

(分骨してそれぞれのお墓に納骨するなどの方法も一つの選択肢としてあると思います。)

そして

墓地埋葬法の中には

14条 墓地の管理者は、第八条の規定による埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を受理した後でなければ、埋葬又は焼骨の埋蔵をさせてはならない。
 納骨堂の管理者は、第八条の規定による火葬許可証又は改葬許可証を受理した後でなければ、焼骨を収蔵してはならない。

このように定められていますので、手続きは必ず必要となりますのでご案内です♪

 

保護者の皆様へ!乗り物酔いが心配なお子様必見、船酔い対策。

みなさまこんにちは。

いよいよ今日から夏休み🍉ですね。

思いついたら「お母さん、今日のご飯は何ですか~💛」と

頭の中が献立でいっぱいわが子へ、約1か月間 朝ごはん・昼ごはん・夜ごはんの献立と+おやつ…

「頑張らねば」 のご供養コンシェルジュ黒瀬です。

恐怖の乗り物酔い体験…

船酔いのイラスト

さて、夏休みが始まると多くご相談いただくのが

「チャーター海洋葬」のお問合せです。

お客様とのお話の中で、

「チャーター海洋葬を希望するのですが、うちの子供が船が苦手で・・・」とのご相談をいただくことが多くあります。

特に 小学生 中学年~高学年のお子様 が 「船」に乗ることに苦手意識を持っていらっしゃいます。

ただ よくよく話を聞いてみると・・・

「船酔いが心配。」でも 船には乗ったことがない! というお客様。

船に乗ったことが無いのに、船酔いが心配?と思われるかもしれませんが、「乗り物」に苦手意識を持ってしまう

こんな経験、ありませんか?

ダントツトップ!乗り物酔いの恐怖体験

〇船には乗ったことが無いけれど、小学校のバス遠足でのバス酔いがひどくて、あれ以来乗り物に乗ることが怖い

恐怖の乗り物酔い体験としてダントツトップでよく聞くお話は、「小学生のバス遠足」。

バスの中での時間は吐き気との根性比べだ、とか、バス遠足なんて辛い修行だ、とか

気分悪い中での集合写真で「そこの男の子、笑顔!!」なんて言われるけど、立ってるだけで精一杯なんだよ…なんて声も聴きます。

(すべて、去年の修学旅行に参加したうちの長男の経験と感想です(笑))

その思い出がトラウマになってしまって、「船」への恐怖感や、自分は乗り物が苦手だ、と思っていらっしゃる方もおられます。

なぜ、バスに乗ると乗り物酔いをしてしまうのか。。。。

乗り物酔いの原因としては きっと遺伝もあることでしょう(だって、私も乗り物が苦手だから・・・)

だけれども

遠足・修学旅行=わくわく=楽しみすぎる=前の晩になかなか寝付けない=寝不足

寝不足になると三半規管が乱れてしまい、「めまい」が症状として出現してしまいます。

また、睡眠不足になると、日中活動するための交感神経と、体を休めるための副交感神経の切り替えがうまくいかず、食べ物の消化管の活動に影響が出てしまい、「消化不良 」が起こります。

そのことから、「吐き気」が起こってしまいます。

これから修学旅行を迎える子供さんへ

「修学旅行は徹夜するぜ~」集まって寝る男の子のイラスト(合宿)

「先生より遅く寝てやる~」

「友達と恋バナをするぞ~」

なんてわくわくされるかもしれませんが、

サンジのイラスト(ONE PIECE)

旅の思い出をバラ色にするために、夜はぜひ早く眠ってください。

睡眠不足になってしまうと、

想い出がバラ色 どころか、

集合写真に残るあなたの顔色が真っ白もしくは真っ青になってしまいます。

話はそれてしまいましたが、

船酔いも、乗り物酔いと原因は同じだと言われています。

バス遠足・修学旅行での乗り物酔い恐怖体験があられる方は

船酔い対策 その①ぜひ、「睡眠」を大切にしてください。

という夏休み、第一弾のブログでした♡

 

 

納骨したお骨はこぼれませんか?お手元供養をご検討の方へ

お手元供養をご検討の方へ

 

ご注意いただきたい点があります。

 

◎お骨壺の蓋が外れても大丈夫ですか?

例えば、こちらんの手元供養のセットですが、

中央に置いてあるものが納骨用の骨壺です。

こちらは、真鍮製で重みがあり蓋がねじ式になっているので、

簡単に蓋の外れてしまう容器については

地震など、ふとしたことで蓋が外れてしまうので

本当に ご注意いただきたいと思います。。。。

 

手元供養をご検討の方へ 大切なことはとは価格とデザインだけではありません。

こんにちは。

ご供養コンシェルジュ黒瀬です。

今日のブログは辛口です。

本日は、改葬シリーズの途中ですが、

お手元供養品のことで、本当に困ったことが立て続けにありましたので、

皆様にお知らせ致します。

このブログを読んでくださった方が、これから手元供養をお考えの方にお伝えいただけましたら幸いです。

 

メーカーさんへ 大切なことはデザインですか?

最近、粉骨のご依頼をくださるお客様が

『(お客様ご自身で)手元供養のアクセサリーを準備しますので、

粉骨の時に少量いれてください』というご要望をいただくことが多くなりました。

このようなご要望にはあまり対応致しかねるのが正直な気持ちです。

大門〇子さんならきっとはっきりと『いたしません』とおっしゃることでしょう。

 

なぜなら、私がお持込の手元供養品への納骨を致しかねるか、(もちろん対応しておりますが)

それは、最近の手元供養品は、大切なお品なのに、『デザイン』や『価格帯』を重視されすぎて、後々の劣化や考えられる不具合を軽視しているような商品が多いように感じるためです。

そのため、事前に確認をさせていただいてない商品はお客様の大切な方のご遺骨を納骨していいか安全性の確認ができないので私自身が不安なのです。

 

 

その①メーカーさん、デザインが良ければ、納骨しにくくていいのですか?

 

たとえばこちらのネックレス。

ネックレスのトップには故人の名前を刻印することが可能で、

デザインとしてはかわいらしいと思います。

ネックレスとしてはいうことなしで、金額も¥9900(税込み)と、

良心的な値段です。

 

しかし、問題はここから。

分かりますか?この穴の小ささ。

穴の大きさ、約0.07㎜。

今回は、私たちのような粉骨事業者が納骨させていただいたので少々難儀はしましたが、無事に納骨出来ましたが、

納骨するにあたっては

『骨の小さなかけらを用意する』

『穴からこぼれることがないように納骨する』

単純な作業のようですが、よっぽどの手先が器用な方でなければ どうやったって難しいです。

だって、、、私ですら手がフルフルと震え、目を皿のように大きく開いて全集中で納骨しましたから。

当社は、専門業者なので、専用の器具を使用しておりますが、

たとえば、ご自宅で(ご自分で)されるときは

遺骨がうまく納骨出来ず、遺骨がこぼれることが十分に予想されます。

大切な方の遺骨が畳の間に落ちてしまった・・・ということが起こり得ます。

しかも・・・『お骨がうまく入らないときは、この針のような棒で骨を入れ込んでください』いう説明・・・。

一般的に、このような作業は可能なのでしょうか?

70代の私の母は間違いなく無理でしょう。

 

メーカーさんに、納骨のサポートが可能かを問い合わせてみました。

『弊社は、商品の開発をしているので、粉骨や納骨については、お客様のご自身にお願いしております』とのこと。

それはもちろんそうですよね♪

とてもかわいらしい商品ですから。

 

だからこそ

メーカーさんお願いです。

ご自身で納骨される方が安心して納骨できる商品の開発

心から願いします。

(もしくは、納骨の方法についてわかりやすい説明書を同封してください)←悲しいかな。。。分かりやすい説明書はありませんでした。

 

たとえば、

こちらのネックレス。

先ほどのネックレスと同じ納骨が可能なネックレスですが、

お値段は30000円と少しお高いイメージです。

こちらのネックレスをお勧めする理由は

お骨を少量お預かりさせていただけたら、粉骨~納骨までは業者さんが対応してくださるから安心

(粉骨は当社ではありません。あくまでも山梨県にあるネックレスの製造メーカーさんが対応してくださります)

 

しかも、メーカーさんの保証もあり本当に安心できる商品です。

 

心から信頼できる商品と選び、メーカーさんに大切な方の遺骨は預けたいという、私たちのような粉骨をする業者ならではの目線です。

 

その②メーカーさん、デザインが良ければ、納骨のネジが外れやすくなってもいいのですか?(こちらは次回。だって、商品(ネックレスのチェーンとトップの間にあるネジが)壊れてしまったというショッキングなお話しです。)