All posts by en_user01

『終活』は縁起でもない(・・?お伝えしたい大切なこと

南九州からこんにちは✨

ご供養コンシェルジュ黒瀬です✨

先日、ある地域の女性部会の方より、『終活』のセミナーご依頼を頂き、

事前の打ち合わせをさせて頂きました際、

『実は、義父が突然亡くなって、本当に困った経験があったから、今回、(終活のセミナーを)お願いしました。』

と、大変だったご経験をお話くださいました。

身近な方の突然の訃報。心を込めてお別れができなかった後悔

Aさんのお話

ご主人とご結婚されて、45年。

本当の娘のようにかわいがってくださったお義父様が、先日90歳でお亡くなりになられたそうです。

亡くなるまでの数年は、施設に入居していたお父さまが亡くなられた時・・・

かわいがってくださったお義父さまへ、感謝の気持ちをしっかりと伝え、お別れをすることができなかったことが、一番後悔していること・・・とのことでした。

急いで手配!葬儀、火葬等、次々にでてくる「決めなければいけないこと」

お葬式の心配をしている人のイラスト

お義父様がお亡くなりになられてから、

お通夜・葬儀についてをすぐに決めていかなければならなかったご主人とAさん。

中でも困ったことは、

〇どのような会葬礼状にするか

〇葬儀・通夜の受付をだれに頼むか

〇葬儀のカタチ(家族葬にするか?セレモニー形式の葬儀にするか)の決定

〇お義父様の遺影写真はどれにするか

即断、即決が必要で、本当に悩んだそうです。

「お義父さんのいちばんいい表情の写真を遺影写真にしたい」

お義父さんはどんな葬儀をしてほしかったのかな?」

「お義父さんは、どなたに会いに(葬儀に参列)来てほしいかな」など、さまざまな想いが心に思い浮かんだそうですが、

全てのことは親族間での話し合いのもと決められていったそうで、「お義父様の希望」のカタチを残すことができなかったこと、「お義父様と生前にしっかりと話しておけばよかった」という心のモヤモヤが今も心に残っているそうです。

自分が永遠の旅に旅立った時、大切な家族に心のモヤモヤを残さないことも、大切な財産

遺品整理の場で。あふれてきた涙「思い出のつまった家」

故人のコレクションの処分に困る人のイラスト

お義父様が亡くなられてから、時間が経ち、もうすでに誰も済んでいないご実家の片づけをすることに・・・。

「きっと、ゴミだらけ」という気持ちで家に向かったとき、

定期的に訪問し、「見慣れたはずの実家」。玄関を開けてもだれもいない家に置かれている家具、飾られていた人形、動きを止めない時計、すべてが愛おしく、「大切なものたち」だから「処分したくない」という気持ちになったそうです。

飾り棚に置かれた人形も、

だれも使わなくなった湯飲みも、、、「これは、きっと大切にしていたものだから、、、」と、処分することに躊躇したAさん。

ただ、その時間を過ごしながら、

「私達(遺族)にとって大切なものと思えてしまうこのモノたちは、もしかしたら、お義父さんにとってはいらないもの❔」という想いも生まれてきたそう。

それから、

Aさんは自宅に帰り、まずAさん自身の不要なものを、自然と処分し始めたそうです。

私達にとって不要なものは、もし、私達が旅立った後、残された方にとっては「処分しにくい」モノになっているかもしれません。

Aさんは、お義父様が亡くなられたことを通して、

〇「本当にこれでよかったのか」という想い

そして

〇「お義父様の別れの時、「ありがとう」をちゃんと伝えられなかった」という後悔

更に、

〇「自分が亡くなったとき、何が不安か。どのようなことをきめていたらいいのか」ということに目を向け始めたそうです。

 

2018年9月15日にお亡くなりになった女優の樹木希林さん(享年75)

樹木希林さんに関する記事はコチラ

樹木希林さんはご自分の人生や、過ごすお時間を大切に、大切に見つめていらっしゃっり、

「今」をどう生きるか、

どのように「今」と向き合うか、という想いのお時間をお過ごしになられていたように感じました。

「終活」は、「亡くなるための準備」と思われがち。

昔は、自らの死に備えてお葬式やお墓、遺言や相続など、“人生の最期にむけた準備” を意味していましたが、最近では「人生のエンディングを通じて、自分らしく、今をよりよく生きるための活動」と、その言葉の意味も変わってきています。

終活と聞くと、死後について考えるネガティブなものを思い浮かべますが、“未来を生きるためのポジティブな活動”なのだと思います。

 

今後のセミナー予定

2020年3月11日(水)10:00~11:30

N役所様より「今の暮らしを見つめる」セミナー

2020年3月29日(日)11:00~11:30

志布志町・K葬祭様にて、「お墓と海洋散骨」

2020年4月22日(水)10:30~11:30

大竜町・Y葬儀社様にて「新しい供養のカタチ」

以下日付未定

M役所様主催 「もしも・・・が起きたとき、困ることってどんなこと❔」

終わりに・・・

遺骨のプロ・ご供養の案内をさせて頂く私どもが、

皆様へ、「聞けて良かった」「知ってよかった」をお届けできたら幸いです😊

また、鹿児島県内には、終活を専門とする行政書士の先生、ファイナンシャルプランナーの先生、エンディングノートの書き方を丁寧に教えてくださる先生がいらっしゃいます。

弊社へお問合せ頂けましたら、皆様のご不安をきっと解消してくださる先生をご紹介させていただきます✨まずはお気軽にお問合せください😊

 

◎内容は変更する可能性もございます。

 

 

 

『他社より安い』で大丈夫?お墓じまい(お墓の整理)をご検討の方へ

南九州市からおはようございます☀☀

ご供養コンシェルジュ黒瀬です✨

当社でも、『お墓』の整理や、『お墓じまい』のご相談を承っているのですが、

先日、インターネットニュースで気になるニュースが出ておりましたので、ご紹介させていただきます。

お墓じまい(お墓の整理)『他社より安い』で大丈夫?

安さが決め手の石材店・・・中途半端な状態で工事が終わった

こんなトラブルが勃発

■

『お墓じまい』・・・安さが依頼の決め手。石材店の工事の後、墓石や石材を撤去したあと、きれいに整地化するはずだったのに、コンクリートのガラが残っていてとても汚かった。

原因

お墓じまいの工事では、どのような状態にして墓地を返さなければならないかは、その墓地により取り決めは様々ですが、多くは、区画をきちんと更地にして墓地の管理者に返すことが義務付けられています

墓石を撤去したその下には基礎コンクリートが打たれており、鉄筋やモルタルなど全てを細かい部分まで撤去して土の状態にする必要がある場合など、

事前に、墓地の管理者の方に、『どの程度まで整地したほうがいいのか』を確認した上で石材店へ墓地の整理の条件を伝え、

見積もりを作成してもらわなければ石材店によっては、墓地管理者との打ち合わせ等をせず、安価な見積もりを打ち出し、最低限しなければならない墓地区画整理をしない業者さんもあるようです。

お墓・墓石のイラスト

トラブル回避のためには事前の打ち合わせを密にすることが必要条件✨

 

改葬後のお骨壺・ご遺骨、きちんとご供養くださっていますか?

 

お墓じまいや、お墓の整理には、必ず『納骨されていたご遺骨の移動』が必要になります。

ご遺骨のご移動についての記事はコチラ

つい最近、このような事件が起こりましたので、ご紹介⇂

遺骨・骨つぼ不法投棄30回超か 防犯カメラ映像で確認

なんと、石材店が、改葬後のご遺骨を、マンションや、ごみ捨て場に放棄・・・

なんとも許せない事件です。

お墓じまいや、お墓の整理の際に、『ご遺骨の移動』や、『納骨先の確保』については、皆様ご不安になられるかもしれませんが、

大切なことは、大切なご先祖様のご供養・新しい納骨先を親身になって考えてくれる業者さんか、だと思います。

 

最近、インターネットでも、『お墓じまい』『お墓の整理』『改葬』を『他より安い』等唱っている広告もあるようです。

ご依頼主様にとって、金銭的負担が少ないことに越したことはありません🌸

しかし

『安さ』がゆえに、後々トラブルの種となっていただきたくないという想いから、本日のブログを書かせていただきました。

 

お墓じまい・お墓の整理についてはコチラをご覧ください。

終活って?鹿児島で『終活』をお考えの方へ・・・。

南九州からこんにちは✨

ご供養コンシェルジュ黒瀬です✨

2月に入り、あたたかい毎日が多くなって参りましたが・・・今日の鹿児島・桜島は初冠雪⛰

今週末まで、寒い朝を迎えることとなりそうですので、皆様暖かくされて、お風邪などひかれませんようお気をつけください。

先日、某市内にて、終活のセミナーをさせて頂いたところ、

ご参加くださった方がセミナー前に『終活、終活っていうけど、そんなに死ぬ準備をしないといけないの?』ポツリ。

『終』『活』・・・決してなくなるための準備ではありません!!!

自分の終わり方を人に任せにせず、『今』の人生を前向きに生きるための活動

例えば、終活で大切といわれていることには

〇自分の人生を子供のころから振り返ること

子供のころの想い出や、人生を大きく変えた出来事など、これまでの人生を振り返る

ことによって、これからの人生を生き生きと暮らしていくことのヒントをつかむためのきっかけになるかもしれません。

 

〇今後のことや生き方についての方向性を決める

自分の人生を振り返ることができたら、次に今後について考えます。

お葬式やお墓のこと、財産について

そして

趣味のこと、これからのライフワークとしてチャレンジしたいことを考えていくことも、これからの人生を豊かに過ごすためにとても大切だと思います。

 

〇考えが情報を家族と共有するために記録に残していきます

自分の想いや、考え、そして希望は、自分の胸の内に秘めるのではなく、

家族そして大切な方と共有することが大切です。

 

終活で大切といわれていることを簡単にまとめてみました。

 

決して死をむかるための準備が『終活』ではありません。

『今』と向き合い、よりよい人生を過ごすために『自分自身 』と向き合っていくこと、、、

それが大切だと思います😊

 

 

 

ご遺骨の郵送について✨発送でのご注意いただきたいこと✨

南九州からこんにちは✨

ご供養コンシェルジュ黒瀬です✨

さて、先日、関西にお住まいだった60代の女性から、お墓じまいのご相談をいただき、

お墓の整理~お墓の整理・ご遺骨の新しい納骨先への移動までお手伝いをさせて頂きましたので、ご紹介させていただきます。

『お墓が遠方にあるからなかなかお墓参りに行けない」

関西にお住いのAさん(60代)は、故郷・鹿児島にあるお墓のお墓守についてお悩みでいらっしゃったとのことで、当社へご連絡をくださいました。

 

Aさんからのご質問は『鹿児島のお墓を整理して、今住んでいるところの近くにお墓の引っ越しをしたいけれど、どのような流れが必要か』

そして

『今あるお墓に納骨しているご遺骨を関西まで送ってもらたいが、可能か?』こちらについてのご質問でした。

お墓の整理についての流れは、当社のHPお墓じまいをご覧ください

ご遺骨をご郵送いただくにあたって、いくつかご注意いただきたいことをご紹介します。

ご遺骨の郵送、どのようなことが必要❔

お墓に納骨されているご遺骨の場合、結露による『水分』がお骨壺に入っていることがあります。

✨ご郵送いただくときには、骨壺内のお水を抜く

 

お骨壺の中に水分が入ったままご郵送してしまうと、移送途中に何らかの衝撃にてお骨壺が傾いてしまったとき、配送の箱内外が水浸し・・・ということになりかねません。

お骨壺内のお水を抜く作業は、お墓出しの際に、専門の業者(石材店)さんなどにお願いできますので、お声がけください。

✨ご郵送いただくときには、骨壺の蓋が外れないようにガムテ―プで留める

お骨壺の封をする(蓋が外れないようガムテープで固定する)

移送中に、蓋が外れて、お骨がこぼれてしまっている・・・ということもあります。ガムテープは、お骨壺への粘着力がしっかりとしている布ガムテープがオススメです。(紙ガムテープははがれやすいため、貼付もしにくくなっております)

 

ガムテープのイラスト

✨ご郵送いただくときには、骨壺が割れないように緩衝材やタオルで巻く

配達員の皆様も十分注意して、配送にあたってくださって入るのですが、、、、、

移送中に何らかの衝撃を受ける・・ということもあるかもしれません

『もしも』に備えて、衝撃からお骨壺を守るために、緩衝材やタオルでお骨壺をくるんでいただくと安心です。

 

緩衝材のイラストマフラータオルを広げる人のイラスト(女性)

✨ご郵送いただくときには、配達伝票の品名は『遺骨』とご記入ください

配達員の皆様も十分注意して、配送にあたってくださって入るのですが、、、、、

品名に『遺骨』と記入していいのか、と悩まれる方もいらっしゃいますが、品名は『遺骨』とご記入いただけましたら問題ございません✨

 

配達伝票のイラスト

✨ご遺骨をご郵送いただくにあたってご心配な方は、当社の『まごころ送骨セット』をご利用ください✨

納入用段ボール

封入用ガムテープ

タオル

ペン

配達伝票

軍手

緩衝材

をおまとめし、納骨してご郵送いただく『まごころ送骨セット』(3500円税抜き)もご準備してございます。

もし、『どうやって送ったらいいのかしら❔』とお悩みの場合は是非ご利用ください。

 

 

 

 

海洋葬をご検討の方からのご質問~海洋葬はいつするのがいいのですか?

南九州からこんにちは✨

ご供養コンシェルジュ黒瀬です😊

海洋葬をご検討中の方から、いただくご質問の中で、

「チャーター海洋葬をするタイミングはいつがいいのですか?」というご質問があります。

チャーター海洋葬をさせていただく時期・・・

天候的に推奨される時期

そして、

ご依頼主様のお気持ち的にどの時期がいいのか

という2点でご検討いただいております。

海洋葬をさせていただく時期「天候的に推奨される時期」

 

台風のイラスト(自然災害)

海洋葬は、波の高さや、風の強さの影響を大きくうける海上で執り行わせていただきます。

波の高さや風の強さは、お客様の安全確保のため、自社基準にて出航基準を定めております。

波が穏やかで、大きな風(台風はもちろん、冬将軍や春の嵐・・・など)を受ける可能性の低い時期である

5月6月7月は、比較的海が穏やかで暖かな雰囲気になると思います。

ご依頼主様のお気持ち的にどの時期がいいのか。

「海洋葬は49日法要の済んだ後がいいのですか?」

「火葬直後にご遺骨の持ち込みをして、すぐに海洋葬をしてもいいのですか?」

「いつがいいのかわからないのですが・・・」というご質問をいただくことが 多くございます。

 

海洋葬に「この時期にしないといけない」という決まりはありません。

例えば、、、

故人様とご依頼主様の想い出の日。

故人様の誕生日。

チャーター海洋葬にご参列されるご親族、ご友人が集まることのできる日。

など、皆様様々なご希望にて海洋葬をさせていただいております。

ご依頼主様にとって一番「この日がいい」というお日にちにて、当社では海洋葬をさせていただいております。

 

 

チャーター海洋葬の場合、可能であれば予備日の設定をお願いしています。

 

 

当社の場合は、鹿児島県内だけでなく、関東・関西からのお客様が多く、

航空機や、船舶等をご利用されて鹿児島に来られる方もいらっしゃいますので、もし仮に、出航日当日が大雨で出航が難しかったり、不測の事態に備えて、出航日+予備日を設けております。

ですので、ご依頼主様がお仕事をされている場合は、可能であれば連休日の取得が可能である日が良いと考えています。

 

皆様にとって、素晴らしい海洋葬ができますようお手伝いさせていただきますので、ご検討中の方はお気軽にお問合せ下さい✨

 

 

2020年 春のお彼岸はいつからいつまで?どんなことをしなければいけない?

南九州市からこんにちは✨

ご供養コンシェルジュ黒瀬です😊

早いもので、2020年が始まってからもう1か月が過ぎました。

来月は春のお彼岸・・・ということで、本日は「2020年の春のお彼岸はいつからいつまで?」を紹介させていただきます。

2020年の春のお彼岸はいつからいつまで?

お彼岸の期間は、春分を中日として、前後3日間を合わせた7日間です。

2020年春のお彼岸の時期

彼岸入り・・・3月17日(火曜日)

中日(春分の日)・・・3月20日(金曜日)

彼岸明け・・・3月23日(月曜日)

お彼岸には、何をしたらいいの?

お彼岸入りにはお仏壇・仏具・お墓や納骨堂を清める日とされているそうです。

 

お彼岸入りから、自身の修行の期間に入る時期ともいわれます。

仏教においては、彼岸は、ご先祖様に手を合わせて感謝をする機会だけでなく、人生において大切な6つのこと(六波羅蜜)を実践できているかどうかを確かめる時期ともいわれています。

六波羅蜜とは、「この世にあって、仏の境涯に至るための修行」のこと。

「布施」は見返りを求めず、財施・無畏施・法施を分けることで、お布施や寄付を行うこと。

  • 眼施(がんせ)
    慈しみ・優しさ眼差しを持って人に接すること
  • 和顔施(わがんせ)
    和やかで、穏やかな顔で人に接すること
  • 愛語施・言辞施(ごんじせ)
    優しい言葉、思いやりのこもった言葉を使うこと
  • 身施(しんせ)
    自分の体を使って様々なことをすること(人がいやがることを行うなど)
  • 心施(しんせ)
    心の底から人を思いやること
  • 床座施/壮座施(しょうざせ)
    席を譲ること・相手に安らげる場所を与えること
  • 房舎施(ぼうじゃせ)
    困っている旅人に泊まる場所や休憩する場所を提供すること

「自戒」は、戒律を守ることを指すそうです。

「忍辱(にんにく)」は、どんな辱めを受けても耐え忍ぶことを指すそうです。

「精進」は普段の努力をして誠心誠意尽くすことだそうです

「禅定」は自分自身を冷静に見ることだそうです。

「智慧」はこの世の心理を見極めること、正しい心を持って六波羅蜜の他の項目を実践することを意味するそうです。

 

お彼岸だから「やらなければならないこと」は特にありませんが、彼岸の入りから7日間は、感謝や縁を改めて感じる時間として過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

 

大好きな父との別れに立ち会えなかったから・・・父の好きな海に、娘の手で散骨したかった

南九州からこんにちは✨

ご供養コンシェルジュの黒瀬です。

6月に入り、新型コロナウイルス感染症に関しての規制が緩和されました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、ご葬儀もその感染予防のため、葬儀の縮小や、直葬を行うご家族が多かった状況でした。

「大好きな父との別れに立ち会えなかった」

弊社へお問合せをくださった30代女性Aさんのお話・・・

お問合せをくださった女性は、勤務先が東京で、

故郷鹿児島を離れ、東京で暮らしていらっしゃったそうです。

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴った外出自粛要請が出てから、数日・・・

Aさんのもとに、鹿児島にて闘病生活を送っていらっしゃったお父さまの容態が悪化したとの一報が入ったそうです。

「帰郷したいけど、帰郷できる状況ではなかった」

そして、お父さまは、永遠の眠りにつかれ、

Aさんご自身はお通夜もお葬式も参列することができなかったそうです。

「私らしい父の送り方 父らしい眠りのカタチ、それが海洋葬でした」

Aさんは、大好きだったお父さまの最後に立ち会えなかったこと、そして、最後に感謝を伝えることができなかったことを悔やんでいらっしゃいました。

そして、

「お父さんが死んだら、海に散骨してほしい」と

昔お父さまがおっしゃっていたことを思い出したそうです。

 

「海洋葬、わたしがお父さんに感謝を伝えるチャンスかもしない」

Aさんは、そうお考えになられ、

「鹿児島 散骨」で検索をされたそうです。

いろいろとお話をさせていただき

「私らしい父の送り方。 父らしい眠りのカタチ。

見つけることができてよかった」とおっしゃってくださいました。

 

A様の海洋葬のご依頼は8月にいただくことになりました。

8月の海洋葬、A様そしてお父さまにとって、特別なお時間となるようにお手伝いさせていただきたいと思います。

 

 

【お墓のお悩み】遠方に住んでいる場合、『墓じまい』の手続きは、必ず鹿児島まで行かないといけませんか?

南九州よりおはようございます。

ご供養コンシェルジュの黒瀬です。

さて、先日、関東にお住いの方から、鹿児島にあるお墓の整理についてお悩みとのご相談いただきました。(当社お墓じまいについてはコチラ

ご両親が鹿児島にお住まいだったのですが、お二人とも他界された後、

なかなか鹿児島へお墓参りに行くことが難しく、お墓の整理をご検討とのことです。

更には、お勤めされていらっしゃるので、長期の休みが取れず、お墓じまいをしようと思うのだけど、どうしたらいいのかわからない・・・とのこと。

お墓じまいはどのような理由でされているのか?

 

改装・墓じまいをしたは遠方にお墓があるから イメージグラフ図

 

【調査概要】

調査名 :第2回 改葬・墓じまいに関する実態調査(2020年)

調査対象 :日本全国の30歳以上の男女

調査期間 :2019年12月6日(金)~12月10日(火)

調査方法 :インターネット調査

有効回答数:事前調査 12,361件、本調査411件

お墓じまいを経験した方の半数以上が『お墓が遠い』ことを理由にお墓じまいをしている結果!

『お墓じまい』を検討している多くのかたが『お墓が遠い』ことが大きな要因となっているようです。

では、お墓じまいには、どのような流れが必要なのか・・・

まずは、ご親族の同意を得る

墓じまいの準備や手続きを行うにあたり一番最初に行うべきことが、ご親族の同意を得ることです。
お墓守をされている方の大変さや、今後お墓を継承していくことの難しさなど、ご親族の方へ、しっかりと説明し、ご理解いただくことがとても大切です。

この『ご親族の同意を得る』ことをしなかった場合、親族同士のトラブルに発展する可能性も大きくあります。

「お墓は何としても代々守っていくべき」という風習やお考えが強く残っている場合は、いま抱えていらっしゃるお墓のお悩みを打ち明けて、新しい供養・納骨のことをご親族様が皆様一緒になって考えることが
大切なご先祖様へのご供養につながるのではないかと考えます。

こちらは、親族が集まりやすい場所等で行うことが大切です✨

お墓じまいをする際は時間的に余裕を持って事前にご親族に相談して、同意を得たうえで行う

墓地の管理者に伝える

ご親族の同意を得るのと並行して、お墓があるお寺や霊園の墓地の管理者にも事前に墓じまいの意思を伝えることが大切です。

特に、お墓がある墓地を管理している菩提寺がある場合、そのお寺の檀家を辞めることにもつながるため、墓じまいすることを決めるに至った事情を誠実に伝えましょう。
実は事情の説明が不十分であったことから、法外な金額の離檀料(数百万円や数千万円単位)を請求されて問題となる例も増えています。

このようなトラブルに巻き込まれないようにするためにも、管理者に対して墓じまいをする旨や事情はきちんと話しておくことが大切といって良いでしょう。

改葬許可の手続きを行う・・・なんと、郵送でOKな場合もあり。

さて、早速手続きについての項目です。

今回のご依頼主様は、『遠方』にいらっしゃるため、鹿児島に来ることが難しい・・・とのことでした。

改葬許可申請書は、多くの市町村の役所のHPから、申請書がダウンロードできるようになっています。しかも、ダウンロードは無料です😊☆市町村によっては、申請に費用が掛かることがある場合もありますので、事前に電話にて確認をされることをオススメします。

(↓こちらは鹿児島県鹿屋市のHPから)

改葬許可の手続き

内容 墓地や納骨堂等などに埋葬してある遺骨を別の墓地や納骨堂等に移すためには、市町村の許可が必要となります。
申請に必要
なもの
  • 改葬許可申請書
  • 届出人の印かん(認印)
  • 改葬先の墓地又は納骨堂等との契約事項が確認できる書面又はこれに準ずる書類
  • 本人確認書類(免許証等など)
申請様式
そ の 他
  • 申請者が墓地使用者である場合は、「墓地使用に係る誓約書」も併せて提出してください。
  • 申請者が墓地使用者等でない場合は、墓地使用等の改葬についての承諾書が必要となります。
  • 郵送による申請をご希望の場合は、お問い合わせください。
提出先 鹿屋市役所本庁(市民課 3番窓口)・総合支所(住民サービス課)
※平日昼間のみ(閉庁日・夜間はお取り扱いしていません)
問い合わせ 鹿屋市役所 市民課 窓口証明係
電話 0994-43-2111 (内線3152)

こちらの申請については、行政書士の先生や、ご依頼主様から委任をいただいた方であれば、代理申請が可能になりますので、わざわざ、ご依頼主様が遠方より申請のために来られる必要はありません。

石材店を決める

ちなみに、改葬先でお墓を建てる場合は、お墓によっては提携している石材店(指定石材店)がある場合も見られます。
このため、石材店を決める際は事前にお墓の管理者に提携している石材店がないか尋ねることが必要です。

もし、提携している石材店がなく自由に決めることができる場合は、複数の石材店から相見積もりを取ると良いでしょう。
これは、複数の石材店の見積もりをもとに墓じまいのおおよその相場を把握するとともに、法外な額の見積もりを避けることにもなるためです。

墓じまいを行う

ご親族や管理者からの同意の取り付けや改葬許可の申請、石材店の手配といった事前準備が終わりましたら、いよいよ墓じまい自体を行う段階となります。

墓じまいの手順としては、お墓から遺骨を取り出すための閉眼法要を行い、お墓を解体・撤去していくという流れです。
以下ではそれぞれの流れの具体的な内容について見ていきましょう。

閉眼法要

閉眼法要とは、お墓に宿っている故人の魂を抜いて、お墓を元の普通の石碑の状態に戻すための儀式のことです。
ご遺骨の取り出しやお墓自体の撤去を行うには避けられない段階といっても良いでしょう。

閉眼法要は主に僧侶の方による読経とお参り、実際のご遺骨の取り出しからなります。
このため、閉眼法要の準備の際にはまず菩提寺などの僧侶の方への依頼が不可欠です。
ほかにも、お供え物の用意や石材店への実際のご遺骨の取り出し作業、法要開催の連絡・案内も行います。

カロート(納骨室)のふたが重いお墓の場合、ご遺骨の取り出しはご自身でやるとお骨壺を割ってしまったり、汚れたりけがをしたりすることにもつながりますので、当社のような専門の業者にご依頼いただくことが一番だと思います。

お墓の撤去

閉眼法要とご遺骨の取り出しが終われば、お墓を撤去する工事の段階となります。
撤去工事やその後の更地にする工事も石材店が行うことが一般的であるため、閉眼法要の際の作業と合わせて依頼しておくと良いでしょう。

なお、お墓の撤去は早ければ閉眼法要が終わった直後に、遅くとも日をあらためて行われます。
お墓の解体が済み、それまでお墓が建っていた敷地を更地にして管理者に返すところまで終われば、墓じまいは完了です。

ご親族間の話し合い、今あるお墓の管理者への説明以外は、当社ですべて対応いたします!

改葬許可の申請や、石材店との事前打ち合わせ・現場確認、見積もり作成、など、すべてを遠方よりいらしていただいてしまっては、交通費も高くなってしまいます。

当社では、私達でも対応が可能なことはすべて対応させて頂いております。

ご供養のトータルサポート縁✨お墓でお悩みの方、当社へぜひご相談ください。

 

お客様の声~海洋葬~鳥になって会いに来てくれた主人に伝えた感謝

南九州からこんにちは😊

ご供養コンシェルジュの黒瀬です✨

先日、チャーターでの海洋葬をさせて頂きましたご家族より、お礼のお手紙と、海洋葬のご感想をいただきました。

ご依頼主様からの「主人との別れはとても悲しかったけど。。。海洋葬は、(別れ)よりも、新しい絆を感じた時間でした。この体験を一人でも多くの方に伝えたい」とのお言葉をいただき、本日のブログにてご紹介させていただきます。

~海洋葬~鳥になって会いに来てくれた主人に伝えた感謝・関西在住・60代女性~

 

主人は、元気だったころ、娘の嫁ぎ先である鹿児島に来ては、大好きな釣りに2日に1回は行く、、、

「自分が死んだら釣った魚の仲間にお礼を言いたいから、海洋葬(散骨)をしてほしい」なんていうので、家族で笑って楽しい時間を過ごしました。

元気だった主人が、70代になってから、病魔に襲われ、大好きな鹿児島を訪れることも、大好きな海へ出向くことも難しくなり、

ただ、ただ、「元気になりたい」という想いを胸に闘病生活を送りました。

 

大変な闘病生活の中でも、

「〇〇年前は、大きな鯛を釣ったよな。」

とか、時期になると

「この時期の錦江湾には鯖がいるんだよな。」

と楽しそうに語ってくれた主人の顔をみると、すぐに飛行機に乗って2人で鹿児島へ向かいたくなりました。

 

 

夫婦二人三脚で、そして最後まで頑張った主人は、残念ながら病気を発症してから鹿児島で釣りをする夢も叶いませんでした。

「釣りをさせてあげたかった」と私の胸には少し悲しさが残りました。

鹿児島にいる娘から、「海洋散骨」をする会社の連絡

主人の亡き後、半年余りたってから、鹿児島にいる娘から、「お母さん、お父さんは、海洋散骨してもらいたいっていってなかったけ❔」という連絡がありました。

「自分が死んだら釣った魚の仲間にお礼を言いたいから、海洋葬(散骨)をしてほしい」

みんなで笑いながら聞いた、主人の声がよみがえってきました。

 

海に還ったお父さん・・・その時・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

私と、娘夫婦とで乗船し、海洋葬。

いざ、海に広がる主人の遺骨を目にしたときは、やっぱり「悲しい」「別れたくない」という想いで胸が苦しくなり、

悲しい涙が溢れて止まりませんでした。

その時、曇っていた空に光が差し込みまるで、海に、主人が海に還るために光のじゅうたんがひかれたような輝きに包まれました。

そうしていると、どこからともなく一羽の鳥が私の近くまで飛んできました。

鳥の羽ばたき方は、まるで、主人が「ずっと見守っているよ」「たくさんの愛をありがとう。そして、僕は、ずっと愛を贈っているから、幸せを感じてほしい」と優しく話しかけてくれているようでした。

主人との別れに悲しむ心が、主人はずっとそばで見守ってくれている、、、、という想いに包まれた海洋葬の時間でした。

海洋葬を体験して・・・

最近、海洋葬が増えてきたと聞きました。

私が体験して、一番感じたのは、海洋葬を希望していた主人への一番の供養になったのではないか、ということです。

故人をしのぶカタチは人によって違うと思います。

海洋葬で主人を見送る、

そして

海洋葬をすることで、、主人を感じることができた

この供養のカタチが私たち夫婦にとって一番の夫婦の供養のカタチなのだと感じています。

そして、私がこの世での生を終えたとき、私の遺骨は主人と同じ海へ還して欲しい・・・そう娘に伝えました。

お客様から頂いた声に・・・スタッフより

海洋葬は、特に、チャーター海洋葬は、ご遺族様が故人様を想い、偲ぶ特別なお時間。

大切な方が、大切な方にとって特別な場所への旅立つお時間。

そのお時間の中で、

故人様とご遺族様が新しいカタチで繋がり

ご遺族様の祈りが、悲しみから新しい一歩へとつなげられるきっかけ

海洋葬のお時間がそのようなお時間になるよう、お手伝いできればと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

お墓の整理・・・納骨されていたご遺骨の供養方法

南九州からこんにちは✨

ご供養コンシェルジュの黒瀬です。

さて、本日、お墓の整理の後、「納骨されていたご遺骨はどうしたらいいの?」とのご相談をいただきました。

お墓の整理の後のご遺骨の供養方法は?

墓じまいをした後の遺骨をどうしたら良いか、方法としては主に3つあります。
1.新たな墓地(納骨堂)に移す
2.お手元での供養をする
3.自然葬をする

たとえば、

新しい墓地(納骨堂)を購入したのだけど、新しい納骨堂(墓地)の納骨スペースにご遺骨が入りきらない・・・という場合は、

新たな墓地(納骨堂)に移す+お手元での供養をする

もしくは

新たな墓地(納骨堂)に移す+自然葬にて供養をする

という2つの組み合わせが必要になることもあります。

 

大切なことは、≪今≫納骨されているご遺骨の数を確認することだと考えます。