(後編)海洋散骨の話「よくやり遂げたな」~関東・S様のお話~
2022.12.07
皆様こんにちは。
ご供養コンシェルジュの堤です。
本日は昨日のブログ(前編)海洋散骨の話「(前編)海洋散骨の話「よくやり遂げたな」~関東・S様のお話~
後編をご紹介。
いよいよ海洋葬当日!たくさんのご不安と心配を乗り越えて
海洋葬当日の天気は晴!
少し風がありましたが、海洋葬は時折の晴れ間が見えるお天気。
「悪天候による出航中止」とならず、ほっとされたご様子の息子様(以下、S様)
今回のご乗船者様は
〇故人のご兄弟
〇故人の従弟
〇故人の叔父・叔母
〇故人の孫
ご親族の皆様がそろって、「ご葬儀」に代わっての「お別れの会」でした。
船の出航から海洋葬の場所への到着まで約25分の間
故人との思い出話や、故人とS様との親子での思い出話など、故人を偲んで
時に涙し、時に笑って、まるで、そこに「お父さん(故人)」を囲んで話をされているかのような「家族の特別な時間」が流れていました。
海洋葬の場所に到着
出航から時間が経ち、いよいよ海洋葬の場所へ到着しました。
故人が母なる海へ還る時間・自然へと還る時間が来ました。
ご親族の皆様が
直接ご遺骨に触れられて
「ありがとう!」
「ゆっくり休んでね」
「ずっとS(息子様)を守ってね」
など、皆様の想いと共に、故人の遺骨を海へ・・・。
ご親族の皆様の声があたりに響くとともに、やさしい風が皆さんを穏やかに包んでいたように感じました。
そして、最後までお父さまのお遺骨を胸に抱いていた息子様ha
お遺灰が納骨されていた水溶性の袋を開封し、
そっとお遺灰に触れ、「ありがとう、お父さん」と、お父様への想いを胸に
ゆっくりとお遺灰を海へ散骨。
その息子様のご様子を後にいらっしゃるご親族の皆様は
お父様・息子様 お二人の時間をそっと見守っていらっしゃいました。
「感謝」「願い」「それぞれの想い」を胸に、船の旋回
私たちの海洋散骨(海洋葬)では、
散骨の場所を中心に船を3回旋回します。
3回旋回には
〇故人様への感謝
〇故人様への願い
〇それぞれが胸に抱いている故人様への想い
の意味を込めています(こちらの意味は自社設定です)
3回旋回の最中、散骨を終えたS様に向かって、故人の叔父様が
「よう(よく)、これだけのことをやり切ったな」とS様の肩に手をまわしてお言葉を伝えていらっしゃいました。
「親孝行できたかな」とS様。。。
海洋葬(散骨)のお手伝いをする私たち
海洋散骨は、遺族の皆様にとっても
大きな決断であることを今回のS様の海洋散骨をお手伝いさせていただき実感しました。
〇大切な方の遺骨をパウダーにすることへの迷い
〇供養の選択肢が増えている中、海洋散骨を決断することへの迷い
〇海洋散骨を決心するにあたって、親族の賛同が得られるまでの時間
たくさんの決断をされていらっしゃるご依頼主様。
これまで私たちは
故人様が海へ還る特別な時間を
故人様の見送りを 精一杯お手伝いさせていただいておりました。
それだけでなく、
海洋散骨のその日まで
たくさんのご苦労をされたご依頼主様が
「海洋葬で間違いではなかった」と
「海洋葬で良かった」と思っていただけるように
ご依頼主様のお気持ちが
よりご安心いただけるように
お手伝いさせていただかないといけない、と改めて感じました。
今回ご縁をいただきましたS様
これまでご縁をいただいた皆様
そして
これからご縁をいただける皆様
当社を選んでいただいてありがとうございます。
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