鹿児島海洋葬~お客様の声~「故郷へ父を還す切なさと、最後の親孝行」
2019.08.20
南九州からこんにちは✨
ご供養コンシェルジュ(ご遺骨トータルアドバイザー兼務( ´艸`))黒瀬です。
8月、お盆休み~本日まで、弊社は、沢山の方のご供養のご相談をいただいております。
先日、チャーター海洋葬を弊社にご依頼くださったご遺族様より、「海洋葬について、いろいろな方に知ってもらいたい」とのお声をいただきました。ご遺族様のご了承をいただきましたので、ご感想を紹介させていただきます。
海洋葬~お客様のご感想~
突然だったお父さまとの別れ
関西在住 30代女性より
ある朝、母から、動揺した声で、「お父さんが息をしてない‼」との電話がありました。
つい先日、家族での会食をし、子供や孫に囲まれてお酒の進む父に「あまり飲みすぎたらいけないよ」と、声をかけ、父から「こんなに楽しいのだから、お酒もすすむよ」と、楽しい会話をしたばかりだったのに・・・と、その時の想い出が頭の中を埋め尽くし、母からの電話に、どう答えたのか全く覚えていません。
何を、どうしたのか、どう過ごしたのか、記憶がとぎれとぎれのまま、突然の父との別れ。葬儀が済んで、私が感じたのは虚無感でした。
初盆を迎えて
四十九日を迎え、法要があり、この8月に初盆となりました。
「父は亡くなった」、ようやく実感するようになり、
ふと、以前、父が「自分が死んだら、故郷・鹿児島に散骨をしてもらいたい」と言っていたことを思い出しました。
私の父は、中学校まで、鹿児島で過ごし、卒業後、就職のため、関西へ移り住み、その後約50年、関西にて過ごしておりましたが、父にとっての故郷・鹿児島は「特別」だったようです。
思い立ったら即検索・「鹿児島 海洋葬」
「父を鹿児島へ還したい」そう想い、すぐに家族に相談し、家族からも「お父さんの想いを叶えよう」と賛同を得て、
すぐにパソコンに「鹿児島・散骨」と入力して、検索しました。
鹿児島で散骨をしている会社は数社ありました。
その中で、私の目に留まったのは、
いくつかの会社で、こちらの会社に決めたのは、情報を更新していることと、お電話でのご説明がとても丁寧で温和な声だったことです。
柔軟な対応をしていただき、「この会社になら、不安なく父を見送ることができる」そう思いました。
申込書を記入・ご遺骨の発送
「供養のトータルサポート縁」の大久保さんに依頼し、必要書類を送付してもらってから、記入後の返送・そして、父の遺骨の受け渡しまで、わからないことばかりだったので方法や、流れを逐一相談。
「少々、しつこいかな?」と思いましたが
都度「わからないことがあったら、連絡してくださいね」という丁寧な言葉かけをいただき、
安心して一つ一つの工程を進めることができました。
特に
「遺骨はどのように送ったらいいのか、何にいれて送ったらいいのか?」という質問に対して
「まごころセット」という梱包材のセット(別途の料金はかかりましたが)をご準備くださっているとのことで、そちらに頼らせてもらいました。
とても丁寧なご準備で安心しました。
事前の準備が整い、出航の日程を決定し、(申し込みから、当日前2週間という少しハードなスケジュールの要望でしたが)滞りなく進めることができました。
父を鹿児島へ還す。切なさと、「最後の親孝行」
いざ、海洋葬の当日。
出航場所へ現地集合でしたが、縁のスタッフの方が出迎えてくれました。
(写真:左 黒瀬・右・大久保)
これから、どのような時間となるのか不安でしたが、お二人から当日の流れなどを伺うことができて、少し不安が和らぎました。
出航
父の故郷、鹿児島・雄大な桜島が見える鹿児島湾を出航しました。
父が、故郷でどのように過ごしたのか、
どのような思いで関西へ旅立ったのか、
晩年、故郷への思いはどのようなものだったのか、
父との想い出を振り返りながら、父の死後、初めてゆっくりと父を想った気がします。
海洋葬
父が故郷へと還るための「花道」をスタッフの方がお作りくださり、
私達は、海一面に広がった「花道」に父の遺骨を返しました。
「お父さん、故郷だよ」
「お父さん、ありがとう」
私も、一緒に乗った兄弟も、母も、涙が止まりませんでした。
海洋散骨の際には、父の好きだった音楽を流し、旅立った父との別れを悲しく、切ない思いで過ごしました。
海洋葬・父を見送って感じたこと
私が海洋葬で感じたことは
〇しっかりと父との別れに向き合うことができた
~葬儀まではバタバタと忙しく、父との別れに向き合うことができませんでした。
今回海洋葬で、父の優しさを思い出し、しっかりと見送ることができたように感じます。
〇最後の親孝行
父の想いを叶えることができたように感じます。
最後の親孝行・・・そう思います。
海洋葬を検討している方に伝えたいこと
故人がなくなってから、葬儀まで、本当にバタバタとせわしく時が流れ、
故人としっかりと別れることができる方は少ないのではないでしょうか?
今回の海洋葬にて、私は、
海上で、さまざまな想い出を蘇らせ、言葉にできない感謝を感じ、しっかりと父と別れることができました。
そして、その時間を過ごすことで、新しい一歩を踏み出すことができた気がします。
「縁」さんとのご縁をいただき、心から感謝しております。
スタッフより・・・
故人様との別れは本当に寂しい想いで胸が押しつぶされそうなお時間を過ごされたかと思います。
「故人様の想いを叶えたい」というご遺族様の想いを叶えるお手伝いをさせて頂けたら幸いでございます。
今回、このようなお手紙をいただき、恐れ多く、私共も感謝でいっぱいでございます。
「皆様の不安を安穏に・・・・」本日も海洋葬、出航致します。🚤
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