手元供養をご検討の方へ 大切なことはとは価格とデザインだけではありません。
2022.02.10
こんにちは。
ご供養コンシェルジュ黒瀬です。
今日のブログは辛口です。
本日は、改葬シリーズの途中ですが、
お手元供養品のことで、本当に困ったことが立て続けにありましたので、
皆様にお知らせ致します。
このブログを読んでくださった方が、これから手元供養をお考えの方にお伝えいただけましたら幸いです。
メーカーさんへ 大切なことはデザインですか?
最近、粉骨のご依頼をくださるお客様が
『(お客様ご自身で)手元供養のアクセサリーを準備しますので、
粉骨の時に少量いれてください』というご要望をいただくことが多くなりました。
このようなご要望にはあまり対応致しかねるのが正直な気持ちです。
大門〇子さんならきっとはっきりと『いたしません』とおっしゃることでしょう。
なぜなら、私がお持込の手元供養品への納骨を致しかねるか、(もちろん対応しておりますが)
それは、最近の手元供養品は、大切なお品なのに、『デザイン』や『価格帯』を重視されすぎて、後々の劣化や考えられる不具合を軽視しているような商品が多いように感じるためです。
そのため、事前に確認をさせていただいてない商品はお客様の大切な方のご遺骨を納骨していいか安全性の確認ができないので私自身が不安なのです。
その①メーカーさん、デザインが良ければ、納骨しにくくていいのですか?
たとえばこちらのネックレス。
ネックレスのトップには故人の名前を刻印することが可能で、
デザインとしてはかわいらしいと思います。
ネックレスとしてはいうことなしで、金額も¥9900(税込み)と、
良心的な値段です。
しかし、問題はここから。
↓
分かりますか?この穴の小ささ。
穴の大きさ、約0.07㎜。
今回は、私たちのような粉骨事業者が納骨させていただいたので少々難儀はしましたが、無事に納骨出来ましたが、
納骨するにあたっては
『骨の小さなかけらを用意する』
『穴からこぼれることがないように納骨する』
単純な作業のようですが、よっぽどの手先が器用な方でなければ どうやったって難しいです。
だって、、、私ですら手がフルフルと震え、目を皿のように大きく開いて全集中で納骨しましたから。
当社は、専門業者なので、専用の器具を使用しておりますが、
たとえば、ご自宅で(ご自分で)されるときは
遺骨がうまく納骨出来ず、遺骨がこぼれることが十分に予想されます。
大切な方の遺骨が畳の間に落ちてしまった・・・ということが起こり得ます。
しかも・・・『お骨がうまく入らないときは、この針のような棒で骨を入れ込んでください』いう説明・・・。
一般的に、このような作業は可能なのでしょうか?
70代の私の母は間違いなく無理でしょう。
メーカーさんに、納骨のサポートが可能かを問い合わせてみました。
『弊社は、商品の開発をしているので、粉骨や納骨については、お客様のご自身にお願いしております』とのこと。
それはもちろんそうですよね♪
とてもかわいらしい商品ですから。
だからこそ
メーカーさんお願いです。
ご自身で納骨される方が安心して納骨できる商品の開発を
心から願いします。
(もしくは、納骨の方法についてわかりやすい説明書を同封してください)←悲しいかな。。。分かりやすい説明書はありませんでした。
たとえば、
こちらのネックレス。
先ほどのネックレスと同じ納骨が可能なネックレスですが、
お値段は30000円と少しお高いイメージです。
こちらのネックレスをお勧めする理由は
お骨を少量お預かりさせていただけたら、粉骨~納骨までは業者さんが対応してくださるから安心
(粉骨は当社ではありません。あくまでも山梨県にあるネックレスの製造メーカーさんが対応してくださります)
しかも、メーカーさんの保証もあり本当に安心できる商品です。
心から信頼できる商品と選び、メーカーさんに大切な方の遺骨は預けたいという、私たちのような粉骨をする業者ならではの目線です。
その②メーカーさん、デザインが良ければ、納骨のネジが外れやすくなってもいいのですか?(こちらは次回。だって、商品(ネックレスのチェーンとトップの間にあるネジが)壊れてしまったというショッキングなお話しです。)
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